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第61話 改築

last update publish date: 2026-06-19 14:32:16

 イダスとグレンは、弱い魔獣となら練習として戦う事を許可された。

 アントリュウスがイダスとグレンに「いい、少しでも強いと思ったら戦わないでね!死んでも蘇生させられるけど肉体が無くなっちゃったら魂だけで生活する事になるわよ!」

 魂だけで生きるくらいなら死んだほうがましだと思った。

 二人は、危険を感じたら守りに入る訓練をはじめた。

 アントリュウスのパーティーとAランクのパーティーで、農業地帯の周辺にいる魔獣を討伐していった。

 イダスとグレンも弱い魔獣を倒した。

 アントリュウス達は、更に奥の地帯の怪物の討伐に向かう事にした。

 イダスとグレンは、留守番するように言ったが、能力の覚醒に繋がるのでとアントリュウスに連れていってもらえるように頭を下げてお願いをした。

 危なくなったら身を守る事を約束して、何とか同行の許可をもらった。

 一つ目の神殿にアルテミスが遊びに来た。

 一週間ぶりに見たアルテミスが凄く綺麗に見えて癒された。

 二人でお茶を飲みながら話をした。

 アントリュウスは、元の女性の姿になった。

「どう!開拓は、上手くいってるの?」

「うん、少しづつね!でも思ってたより大変よ!只、倒すだけじゃないの、毒を噴いたり、魔素をだしたりで浄化しないといけないの」

「それは、大変ね、毒や魔素なんてあったら、綺麗な川や植物が育たないわね!」

「そうなのよ、早く怪物達を倒して国を作ってアルテミスと遊べるようにしたいわ」

「まだ、とうぶん先になりそうね」

「アルテミス!今日は、泊まれるの?」

「ええ!アポロンに頼んできたわ」

 アントリュウスは、嬉しそうに「久しぶりだね!アルテミスと一緒にいられるのは!」

 アルテミスは、神殿の中を見渡した。

「それより、ここハープないの?」

「開拓が忙しくて、なかなかそこまで考えてなかったよ」

 神殿の中が殺風景でセンスがないのが気になった。

「私の神殿からハープや家具とか色々送るわ」

「嬉しい!優しいね、アルテミスは!」

「えっ!私が遊びに来る為よ!」

「アルテミス~〜っ!」

「私が使う物は、貴女も使うから一緒でしょ」

 アントリュウスは、最近、このやり取りがアルテミスらしくて可愛く思えてきてしまった。

 アントリュウスは、アルテミスを抱っこして、飛んで最上階に来た。

「貴女に抱かれて空を飛ぶとは、思わなかったわ!」

「私達、夫婦だからいいでしょ!」

「貴女に抱かれて飛ぶのは好きよ、でも、誰かに見られたら恥ずかしいわ」

 アルテミスは、照れた顔をして言った。

「ねぇ!これからも、誰かに見られないようにして飛ぼうよ!」

「ええ!いいわよ誰も見てない所でね!」

「私達のプライベートの領域が作れる場所も探すね!」

 アントリュウスとアルテミスは、一つ目の国の開拓が出来上がったら、何処かに二人で遊べる神秘の領域を作る事 にした。

 この国を見渡せ、星空が一番綺麗に見える所に結界を張り神秘的な川や植物を育て最高の神の領域を作る計画で話しが盛り上がった。

 神殿の屋上に上がった。

 二人で星空を見た。

 アルテミスが綺麗な星空を見て喜んだ。

「このままでも綺麗ね!魔素が無くなったら、すごい星空が見えるようになるわね!」

 星空を見て嬉しそうなアルテミスが、可愛いと思った。

「あら!アントリュウス、私に見とれてるの?」

「ええ!アルテミスが奥さんになってくれて良かった!」

 最近、魔獣退治にあけくれてる中でアルテミスの存在は、癒された。

 アルテミスが「早く、この国が出来上がるといいわね」と言った。

「そうね!出来上ったら毎日一緒にいられるね!」

「ねぇ!ここにも部屋を作りましょ!星空を見ながらお茶が飲める所にしたいわ」

「うん、アルテミスは、センスがいいから任せるよ!」

 一つ目の神殿にアルテミスの従者達が派遣された。

 アントリュウスの傘下の神達も手伝い、神殿にお洒落な部屋が幾つも出来上がった。

 アルテミスは、週に一度、一泊二日で遊びに来るようになった。

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